どうも、KKです。
 月に1本くらいのペースで体験記ーとか業界についてーとか思ったこと書こうと思ったのですが。
 9日に「マナーについて」を公開してから、1週間くらい経った今日までにいくつかご意見をいただくことができました。
 とくに、16日、17日は当企画関係者以外の方からもご意見(?)というかご指摘というか、そういうものをいくつかいただいたため、ここらでまとめて、それについての意見を出したいなーと思いまして。
 急遽準備しました。
 おそらく、どこぞのどなたかに宣伝(?)していただいたからでしょう。思わぬ反響にKKうれしい悲鳴を上げております。

 せっかくご意見をいただきましたので、本日までに「マナーについて」に関連して到着したものの中からいくつかを抜粋して(私信部分などを省略のうえ)掲載させていただき、KKからのお返事のみをまとめてコメントをさせていただきます。

 はじめに、KKはどんなものであれいただいたご意見についてはありがたく読ませていただいています。また、そうしたご意見の多くが今後の企画進行や運営に大きく参考となることもあると思いますので、ぜひいろいろご意見をお聞かせください。
 

○S氏より(一部抜粋)

「・・・そうなのきちんとしたメールしてくれても音信不通になる人はなるのですよ・・・(がくり)
腹立つメールするひとも音信不通になるんですよ・・・(べつにいいけど)
*腹立つ、っていうのは別に冒頭にあいさつがないわけじゃなくて(笑)初回のメールで揚げ足取ることしか書いてなかった人なんですけどね(苦笑)」

 どんな揚げ足取りだったのかものすごく個人的に気になるのですが(笑)。
 メールのマナー云々とその差出人の行動上がイコールでは「ない」というのは、ある意味ぶっ飛んだメールを書いてくる人もまた音信不通などの不義理をやりうるというYさんからのご指摘からも証明されてますね。
 要するに、結局はお約束どおりのフォーマットで書いてくる人も、ぶっ飛んだ書き方の人も、等しく「一発限りのメールごときじゃ相手の人格までは判断しにくい」ってことには変わりないと思います。
 応募に来る一発目のメールはホントあくまでも業務連絡、選考をするための作品を送ってくる入れ物に過ぎないってことではないでしょうか。
 応募の目的が、「メールあいさつ文コンクール」みたいなその「入れ物」のキレイさにあるのならばそここそが重要ですが。「ボイスドラマの募集」では、入れ物よりもその中身にこそ価値があるとKKは思うのです。

○K氏より(一部抜粋)

「「意気込み」は、応募している時点で意気込みがあるものだと思うし、
「冒頭挨拶」は、常識的な大人であれば誰に何を言われずとも書くものだろうし、それを企画者が意見するのは確かにおかしい。
気に障らなかったとしても、選考に響かせるのはどうかと思いますね。
誰かが作り上げた「決まり文句」を、ただコピペして使っているだけの募集要項。
どうにかならんもんかと、私も常々思っております。
そんなKKさんに質問というか、ご意見をいただきたいのですが、
応募中の企画によって「結果発表のお知らせは特にしません。知りたかったらサイトに見に来て」っていうのがあるんですが、
これについてはどう思われますか。
私は、「○日に結果を発表しました。このたびはご応募ありがとうございました」くらいのメール連絡はあった方がいいのではないか、と思うのですが…。」


 あの「講座」では、もしかすると「気に障ったから選考落ち」に必ずなると言っているのではなく、そうなりうるよーという「言外の」警告をしたいのではないかとは思います。たぶん。
 実際には、「うぉ、このメールに挨拶ねえよ! ムキーッ はい、選考外ね(消去)」なんてやるような企画者は実在しないんだろうけれども(いないよね……?)、この「講座」では「そうされうる空気がこの業界にはあるんだぞ」ということを言いたいのかもしれません(と勝手に憶測を)。

 で選考の結果を「知りたかったらサイトを見に来て」というスタンスの企画について。
 結論から言うとKKは、「無償前提で募集した以上、企画者は応募者全員にメールで返事をすべき」と思っています。
 これが有償前提であっても、まぁ、KKならなるべく返事を出そうとはします。
 「10人くらいの応募かなーと思っていたら100人以上来てしまいました(ガーン)」みたいな読み違いみたいなことは誰にでもあることでしょうが、それであっても返事はすべきとKKは考えています。
 これについては、なんでそういう考え方になるんだろうということについて、また個別に一発「選考結果発表について」みたいなのを書こうと思っています。
 なのでここではとりあえずその結論だけでご容赦ください。
 

○2006 Dec.16 05時の名無しさんより

 「私の知る限りでは、シグリンさんはちゃんと中身のあるボイスドラマを作られる方ですよ。」

 これは何を言いたいのかよく分からないのですが、「〜をすると選考落ちです」みたいなことを主張している「講座」を開設している中の人であっても、「ちゃんと中身のあるボイスドラマを作られる」と言いたいのでしょうか?
 KKがあんまり勝手に憶測するのもナンなので、もしよければもう少し踏み込んだ説明をいただきたいです。
 
○2006 Dec.16 14時の名無しさんより

「講座消したって言ってますよ。
人様のコンテンツ潰して楽しいですか? 」


 今(2006 Dec.17 23:30ごろ)、件の「コンテンツ」を見に行きましたが、ページは消えてませんよ。トップページからのリンクは切られているようですが。
 で、「人様のコンテンツ潰して」って誰が何を潰したと言いたいのでしょう?
 あなたは、いったい「誰」が、「人様のコンテンツを潰し」たとお考えですか?

 「講座」の方が件のページへのリンクを切ったり「当月(2006年12月)をもって消去致します。」とアナウンスしたりすることは、別にKKがそうしろと命令したわけでも主張したわけでもありません。
 KKは、「ここと一緒にするな」ということを主張しているのです。
 また、いただいた文言の中には「誰が」「人様のコンテンツを潰して」いるんだというような主語がないのでなんとも言えませんが、もしKKが「人様のコンテンツを潰して」いるんだと言いたいのならば、それはまるでお門違いの主張です。
 KKは別に件のコンテンツを潰せなどとは主張していませんし、またそれを楽しんでもいません。
 というか、いったい、何の話をしているのでしょう??


○2006 Dec.17 01時のX氏より(名前部分以外全文掲載)

「ドラマの方を良く聞かせてもらってます。
内容は兎も角キャストさんの好演で聞けるものになってますね。実力派揃いなので演技の勉強に拝聴してましたが、正直今回感想記に記載されていた文を読み、がっかりしました。

有言実行、不言実行結構です。
進行も粗方スムーズに行われていて、事細かに進行状況が明記されている事には好感を持っていました。
ですがあれは一種の晒し上げ行為となんら変わらず、見ていて不快その物です。
内容に対しては賛同する箇所が多々見受けられましたが、そもそもそう思っているならば
自分達が的に上げたサイトを反面教師として捉えるのみでいいのではないでしょうか。
ボイスドラマ企画ではないにしろ、ネット上でのマナーさえぞんざいにして居るとしか思えません。KK様は、見ず知らずの方にメールを送る際、用件のみ書く人なんでしょうか?
寧ろ"ボイスドラマ企画のマナー"ではなく、日常のマナーさえ下らない物だと書かれているとしか思えません。
ドラマを拝聴していた1視聴者として申し上げますが、非常に遺憾であり下らない駄文で
1視聴者を失った事をお知り下さい。」

○2006 Dec.17 02時のX氏より(全文掲載)

「追記ですが拍手のお返事はいりません。引用などして回答を頂きたい訳ではなく、コウ考える人間も居るという事をお知り頂きたいだけですので。
また燃料にされてあのように晒されてはこちらとしては貴方方の人格を疑う他出来ませんので、今まで1視聴者としての気持ちをどうぞお汲み下さいませ。」

 まず、当企画作品を聴いて下さり、ありがとうございました。その上、こうしてご意見をいただいたことに感謝しています。
 いただいたご意見についてKKの考えをお伝えします。
 
>ですがあれは一種の晒し上げ行為となんら変わらず、見ていて不快その物です。

 KKが取り上げた件のWebページは、誰かの個人的意見を特定の個人に向けて述べているという性質のものにとどまらず、「初心者向け」の「講座」という形で、もともとその管理者が意図して積極的に外部へ公開しているコンテンツだとKKは理解しています。
 というより、「講座」ですから「この内容に従ったほうがよい」という主張が込められたコンテンツだという点で、一般的な個人的内容のみに終始したWebページとは根本的に異なる性質のものだと思います。
 個人的な日記だろうと、啓蒙系の指南サイトだろうと関係なく、ともかくKKが「ウチと一緒にするな」といったことを主張することがXさんにとって直ちに「晒し上げ」と等しいものだと思われるのであれば、そこはもうKKとの認識の乖離としか言いようがありません。が、KKは「晒し上げ」だとは思っていません。
 Webサイトで不特定多数の人を対象に、何かを訴える、指南するといったページは、賛同も批判も無視も分け隔てなく受けうるものです。
 今まで長期間積極的に公開していて、「講座」していたのだとしたら、そこの内容について「ウチと一緒にするな」と主張することがどうして「晒し上げ」になるのかご説明いただけませんでしょうか?
 もしやXさんは、今の我が国では某近隣諸国のように言論の自由が著しく統制されているとでも思っておられるのでしょうか?
 
 KKは、ごく特定の個人にのみ向けられた文章を槍玉に挙げたつもりはありません。
 むしろ、知名度や閲覧総数の点では件のWebページのほうが、公開期間から考えてもずいぶんとメジャーでしょうから、そもそも「晒し上げ」というご指摘は首を傾げざるを得ません。
 むしろ、「晒し上げ」だという点にのみ着目すれば、KKの「下らない駄文」とやらが「晒し上げ」られているとさえ思うのですがいかがでしょうか。
 もしよろしければ、「晒し上げ」についてのXさんの定義や、ご意見をお聞かせください。
 
>そもそもそう思っているならば自分達が的に上げたサイトを反面教師として捉えるのみでいいのではないでしょうか。

 仮に件のサイトを「反面教師」とさせていただくと、そこが不特定多数の「初心者」に「講座」を開いているという状況にKKは着目しました。
 どこかの個人があくまでも個人、あるいは特定の対象に向けて何かを主張しているのではなく、「初心者」向けの「講座」として幅広く公開されていたWebページである以上は、それに強い影響を受けた方が今後とも当企画に応募してくる可能性も排除できません。
 そのときに、KK個人が「カンベンしてください」と内心思っているだけで、それを何も知らずに正反対の「講座」を鵜呑みにしてきた方が応募してきたとしたら、そんなときに「言外の企画者の意図を汲み取れ」的な「講座」の主張にそることは、KKにはできません。
 「講座」がそうしたスタンスを主張されることについてはKKがどうこうするような権限などありませんから、KKはKKができる範囲で当企画のスタンスを「講座とは違う」と主張したのです。
 KKは件のページが主張するスタンスと同一視されることを恐れますが、かといって件のページを閉鎖しろだの削除しろだのと主張していません。
 彼は彼、我は我、の範疇だと考えています。
 KKの主張により件のWebページがどうなるのかについては、KKが関与できるところではなく、また関与すべきところでもありません。
 
>ボイスドラマ企画ではないにしろ、ネット上でのマナーさえぞんざいにして居るとしか思えません。

 あなたの定義される「ネット上のマナー」とはなんでしょうか?
 Xさんの認識と、KKの認識との間には、いずれもかなりの温度差があると思われます。
 そして、「企業に就職するための、人事担当者宛のメール」と、「ボイスドラマ企画に応募するためのメール」は、必ずしも同じ「ネット上のマナー」とやらが適用されるべきだともKKは思いません。
 
>KK様は、見ず知らずの方にメールを送る際、用件のみ書く人なんでしょうか?

 「マナーについて」の本文で、このようなこと一言も書いていませんが、なぜそう思われたのでしょう? 
「もちろん、そういった冒頭の名乗り・挨拶みたいなものは、KKもよほどのことがない限り習慣として書きますし、書くのが当たり前だと思っている方に「書くな!」なんてことも言いません。」
とは書きましたが、読み落とされたのでしょうか?
 KKは「ボイスドラマの声優さん“選考”に、メール上のマナーとやらの“些細な部分”を関与させるべきではない」といったことを主張していますし、企画者にとってのみ一方的に優位なワガママ的マナーはともかく、広義の「ネット上のマナー」とやらをぞんざいにしろなどとはどこにも書いた覚えがありません。
 また、その「ネット上のマナー」とやらについても、KKはたとえば「立小便するな」とそこらじゅうの壁という壁に立て看板を設置することの意味がないと考えているように、また、その種の立て札を立てようとしていなければ「(立て看板を立てようとしないなんて)KK様は、尿意を催されたとき、立小便をする人なんでしょうか?」などと言われるようなことでもないと思っています。

>寧ろ"ボイスドラマ企画のマナー"ではなく、日常のマナーさえ下らない物だと書かれているとしか思えません。

 なぜそう思われたのでしょう? 具体的にどこの部分が「日常のマナーさえ下らない物だと書かれている」と感じたのかご指摘いただければありがたいです。
 KKは「日常のマナーさえくだらない物だ」などとは一言も書いていませんし、話はあくまでも、ボイスドラマ企画の声優の「選考」時に、企画者にのみ軸足を置いたマナーとやらを影響させてはならないといったことを終始あれほど繰り返しながら主張しているのです。
 あなたにとってKKの件の文章は「駄文」だったようで、読み取りにくかったところがあるかもしれません。「内容に対しては賛同する箇所が多々見受けられましたが、」とされている中に、この肝心な部分が含まれて居なかったことが残念でなりません。
 
>ドラマを拝聴していた1視聴者として申し上げますが、非常に遺憾であり下らない駄文で1視聴者を失った事をお知り下さい。」

 はい。了解しました。
 今後当企画の作品をお聴きいただけないのは残念ですし、KKは個人的にも、なぜあなたがそこまで「マナーについて」の本文内容外のことと思われる部分を気にされているのか皆目見当が付かず、大変遺憾です。よろしければぜひ今後ともご意見だけでもお寄せください。

 >追記ですが拍手のお返事はいりません。引用などして回答を頂きたい訳ではなく、コウ考える人間も居るという事をお知り頂きたいだけですので。

 お返事はいりませんと言われましても、せっかくいただいた貴重なご意見です。
 また、あなたが回答について不要とされましても、KKもあなたに「コウ考える人間も居る」ということを「お知り頂きたいだけ」なのです。
 Xさんは当企画の主張については「自分達が的に上げたサイトを反面教師として捉えるのみでいい」とは思わず、こうして当企画のWeb拍手にまで踏み込んできていただいたのですから、KKと対話をしていただけるものだと期待しております。
 また、もしあなたとKKのやり取りを見て何か思うところがある方がほかに居られれば、その方からもなんらかの貴重なご意見をいただけるかもしれません。
 Web拍手を経由していただいたご意見という性質上、E-mailで個別に返信することもできないため、このような形で返答させていただくことをご了承ください。
 
>また燃料にされてあのように晒されてはこちらとしては貴方方の人格を疑う他出来ませんので、今まで1視聴者としての気持ちをどうぞお汲み下さいませ。

 「燃料」とは何のことだかよく分かりませんが、あなたの個人情報が特定できるような表記にはいたしませんのでしたのでご安心ください。また、「あのように晒されては」「貴方方の人格を疑う他出来ません」とは何のことなのか理解に苦しみます。
 
 また、Web拍手では込み入った内容になりますと返信がほかの方との表示上難がありますので、もしKK個人に対して何かご意見がございましたら、メールフォームなどを利用されることもご検討ください。その場合は、個別に返信させていただくこともあるかと思います。
 今後とも当企画をよろしくお願いいたします。