今更〜な感じはしますが(返信遅くなってすみません…(汗))、「無かったことにしない」と宣言している以上は返信をお返しさせていただきますね。 以下文面はKK氏のもの。最終レスが自分(きゅう宛)コメントへのレスです。

○2006 Dec.21 03時 K氏

「2ちゃんねる。の方で話題に上っているようなので見てきましたが、KKさんに対する的確な批判は誰も言えてませんでしたー。
批判といっても「なんか言い方がムカツク」というレベルのもので、話題があちこちに反れすぎてて、今回の議題の根本についてしっかりと書けてる人はいなかったように思います。
まあこの業界…中学生や高校生がほとんどなので、議題のレベルについてこれる人が少ないのかなと思いました(^_^;
かなりの人数が今回の話題について書き込みをしていましたが、実際に(匿名でも)直接
意見をする人ってごくわずかで。
なんか、逆に「この人たち情けないなあ」と思ってしまいました(^_^;
あと「(KK氏の意見に)8割は賛成」という人が結構いました。なんだかんだ言って、やっぱり疑問に思っていた人が結構いたんですねー。
ちょっと嬉しくなりました。」

 某所のお祭り騒ぎとは、やはり2ちゃんねるのことでだったのですね。
 KKは、自分の発言に責任を持たなくてもよい匿名の場での話題にあまり興味はありませんが、話題になっているということであればどんなものであれ結構なことだと思います。
 匿名ならではのやりとりから得られるものもあるとは思いますが、ことこの業界では、正直なんら期待できません。
 内容よりも「書き方が」と言っている方々の多くは、匿名の場であれば「書き方」を問わないという不思議なダブルスタンダードを取っているのですから、話を噛み合わせるのも難しいでしょう。
 この業界は完全文責なしの場でしかモノが言えないのだろうかと思うとそれもまた悲しいことなのですが、そのあたりの空気とも「ウチは違う」というスタンスを表明できたと思えば実があったと思っています。
 どこかのどなたがが、「ここ(KKのスタンス)と一緒にしないでください」いうような主張系Webページでも作ってくれればまたおもしろそうな空気がこの業界に流れ込みそうなのですが……。
 いくらあってもいいと思うんですけどね、そういうの。
 KKは何もマナー至上主義の方々は、その考え方を改めてKKの主張どおりにせよなんてことは一言も言っていないのです。批判されてようがなんだろうがソレがいいんだっていう人の意思を無理やり変えさせようなんてことはこれっぽっちも思っていません。
 なのでサイトや企画の個性として、「マナー至上主義で何が悪い!!」みたいなスタンスの表明があってもよいでしょうし、「ボイドラの応募メールで企画者に媚びへつらったほうが採用率が高い!」とかいう応募者側の視点から、スタンスが体験記つきで公開されるーとか、そういうのがあったほうがよほどいろんな意味で業界のためになると思うんですが……出てこないかなぁ。

 そういう意味でKKが「ここと一緒にするな」と個別に指摘した件の「講座」のように、誰かの文責に基いて公開されたものでなければ、2ちゃんねるのような場所で何が起ころうとも批評も評価も批判もする気ゼロなのです。
 むしろそういうところからの情報が引き金でネガティヴな目でしか判断できなくなるような、それこそ「風評」のみにあっさり影響を受けるような方々が、こうしてあれこれ脊髄反射的に踏み込んできてくださると思うと、それだけでこの業界の民度の低さを測る一つの指標になります。
 文責なし匿名の場でいかなやり取りをしようとも、むしろ、件の「講座」のように(内容はどうであれ)あれだけのことを堂々と文責を持って主張できるという方のほうが、よほどボイスドラマ制作という趣味への熱意を感じます。
 
 「なんか言い方がムカツク」というのは、それはあの「講座」の方が思われるのはある意味当然かもしれませんが、KKが謎でならないのはどうして「講座」の文責ある方ではなく、一見無関係の方々が熱心に反応してくださったのかという、そのあたりの「業界の空気」なのです。
 穿った見方をすれば、KKがあの「マナーについて」を書かねばなるまいと決意したときの想定よりも多く、件の「講座」の主張に限りなくシンクロしているというような方が少なくなかったのか、あるいは当方の挑発じみた筆記法に素で怒りを覚えられるような(精神面で)若過ぎる方々ばかりが多数派なのか……。
 もう少し、この「業界」独特の空気を見てみたいものです。


○2006 Dec.21 23時 きゅうさん、KKさんご両人へ氏

「以前から体験記と拍手の返信を拝読させていただいておりますが、それについて率直な感想を申し上げます。
このまま同じようなことを続けても、どんどん評判を悪くするだけだと思います。
お二人がご存じかどうかは知りませんが、某所にてこちらの体験記が取り上げられ、(今は廃れてきましたが)お祭り騒ぎが起こっております。私はそこからこの企画様を知り訪問させていただきました。それまではこの企画様を存じておりませんでした。
私が初め訪問するときに思ったのは「どうせそんな企画者だからろくな作品も作れないだろう」です。歯に衣着せぬ言い方で申し訳ありませんが、正直言いますとあの講座を読んだ後でこちらの企画様のボイスドラマに期待は出来ません。創作物はほぼ必ず作っている人間の人格を表します。それを考えると、再度申し上げますがあまりボイスドラマも聞きたいと思えません。
つまり私が何を言いたいのかと申しますと、
あの体験記を読んだ時点で私たちの頭には「だってあの企画者だし」と言った感じの補正がかかってしまい、企画のメインであるボイスドラマもどれだけ良いものだったとしても斜めから見てしまい良いものと思えなくなる、と言うことです。悲しいことだと自分でも思うのですが私はそう言う人間です。私のような方は他にもいらっしゃると思います。そんな方々のためにも、一刻も早くこの事態に収拾をつけるべきではないでしょうか。どうかご検討をよろしくお願いいたします。そうしないと次辺りにはお二人だけではなく制作に関わっている他の方々にも被害が及ぶと思います。(きゅうさん、KKさんご両人へ)


 ご忠告ありがとうございます。
 内容的に昨日のきゅう氏によるレスと重複する部分があるかもしれませんが、KKバージョンということでお付き合いください。

>お二人がご存じかどうかは知りませんが、某所にてこちらの体験記が取り上げられ、(今は廃れてきましたが)お祭り騒ぎが起こっております。

 KKは基本的には当企画へ直接もたらされたご意見以外については関知していないのですが、どこであれ、内容はどうあれ、話題になること自体は歓迎いたします。
 というか、「お祭り騒ぎ」と聞くたびに、あれほど対象を限定した拙稿が、そんなに不特定多数の方々へ激烈なる作用を起こしたのか思うと、毎度のことながら驚きを禁じえません。

>正直言いますとあの講座を読んだ後でこちらの企画様のボイスドラマに期待は出来ません。

 このように考えておられる方が「この業界では」少なくないというのはKKもよく感じています。
 そして、“きゅうさん、KKさんご両人へ”氏(以下長いので二人称に省略します)のような方に、かなり「配慮」しなければならないと思い込んでいる人々(企画者などの業界関係者など)が少なくないであろうということもまた、KKが「マナーについて」を公開しようと思った動機の一つでした。
 「作品の内容でその出演者や編集者といった人々の力量などを評価・批評する」ということ以前に、そもそも「作品に触れることすら」できない方が、仮にあなたのほかに複数、あるいは業界では大多数の割合で存在するとしたら。
 そのような人々が仮に企画を立ててボイスドラマの声優さんの募集をかけたとき、いったいどうやって「公正な」選考ができるのだろうと思うと、「マナーについて」を書く前から徐々に感じていた、“この業界に深く垂れ込めているように感じた暗雲めいたもの”を改めてここで感じざるを得ません。
 
>あの体験記を読んだ時点で私たちの頭には「だってあの企画者だし」と言った感じの補正がかかってしまい、企画のメインであるボイスドラマもどれだけ良いものだったとしても斜めから見てしまい良いものと思えなくなる、と言うことです。悲しいことだと自分でも思うのですが私はそう言う人間です。

 これを、冗談ではなく真面目に思っているのだとしたら。
 KKは悲しみを通り越して、深い徒労感を覚えてしまいます。これこそ、KKが「マナーについて」で散々繰り返して批判していた「ガラスハート」な人々の開き直りに見えてなりません。
 「どれだけ良いものだったとしても斜めから見てしま」うのはあなたの自由ですが、それが様々な形の差別意識の始まりだったり、レッテル貼りという思考停止、判断放棄への第一歩だったりするということを、どうか少しでもご自覚頂くことをKKは願ってやみません。

 また、「某所」を仮に2ちゃんねるなどの文責なし、匿名の場だと仮定しますが。
 そういうところで流れる本人不在の風評に影響されて、そのフィルタがかかった目で企画に触れ、「どれだけ良いものだったとしても斜めから見てしま」うという現象がまさにあなたのケースです。
 客観的に見て、ものすごく人として情けない、子供じみた思考停止をしていると気付きませんか?
 自ら、噂同然の話に踊らされて、その作品や関係者などの広い範囲にあなたはフィルタをかけると宣言しているも同然なのです。
 人間は多様な生き物であり、さまざまな個性や着目点、気になるところ、気にならないところなど千差万別ですが、それでも何か一つや二つの目に付くところがあっただけで、それに関わる人々(たとえば、家族や、兄弟、会社組織、友人など)を「斜めからみてしま」うということをやりうる人間だ、との宣告に近いとKKは感じてしまいます。
 そして、そういう方こそが、耳を閉ざしてわーわー騒ぐだけの子供に多く、そういう議論にすらならない方こそが些細なことで何かを差別したり、貶めたりするという行動を取るとKKは体験的に感じています。
 「斜めからみてしま」うことが、どうかこのKKのボイスドラマ企画関係だけにとどまることを願いますが、何にでも「悲しいことですが」などと開き直った上で「斜めから見てしま」うなどと言うというのは、まだ子供ならともかく、少なくとも大人のとるべき行動ではありません。
 
>そんな方々のためにも、一刻も早くこの事態に収拾をつけるべきではないでしょうか。

 「一刻も早くこの事態に収拾をつける」とは、具体的にどのようなことを言うのでしょうか?
 何か気に障るところがあれば、「どれだけ良いものだったとしても斜めから見てしま」うようなガラスハートの方々を基準に、終始腫れ物を触るようにオブラートに包みまくった言動のみを公開しろということでしょうか?
 仮にそうだったとすると、奇妙な「マナー」とやらでがんじがらめになっていたり、何かについて公開の場で評価・批評することを異様に恐れたりする「この業界」の空気は、まさしく「悲しいことだと自分でも思うのですが私はそう言う人間です」と開き直った方々を基準に成立している、極めてナーバスな、あるいは理性的でないものだとKKは考えます。
 
>そうしないと次辺りにはお二人だけではなく制作に関わっている他の方々にも被害が及ぶと思います。

 「被害」とは何を指すのでしょう?
 あなたがKKや当企画作品を「斜めから見てしま」うように、当企画で出演してくださる方々などをも含めて「斜めから見」るぞという脅迫でしょうか?
 もう少し、大人になってみてください。
 「悲しいことだと自分でも思うのですが私はそう言う人間です」などと開き直らないで、その「悲しいこと」ではなくなるようにもう少し議論や批評・批判・評価といったことをする、されるという経験を積んでください。
 KKが仮に何やらとんでもなく法に触れるような公序良俗に反することをするなどして、関係者に悪しき風評がもたらされるなんてことが起こってしまったとすれば、それは大変遺憾とするところなのですが、制作集団の一部の人間の言動(それも対象は極めて限られているスタンスの公開に過ぎないもの)を根拠に、企画全体を「斜めから見てしま」うような方から何をされようとも、正直「被害」と言えるようなダメージはまるでありません。
 また、当企画に参画されている方々は、あなたのような差別・レッテル貼りをするようなグラスハートな人々ではないと思っていますが、もしあなたのような方からであっても「斜めから見」られることが耐えられないという方は、そうした方々へ慮って当企画から残念ながら離脱されるということとなっても、それはそれで止むを得ません。
 

○2006 Dec.21 23時 A氏

「マナーについてではKKさんの俺様マナーを押し付けられているような気がします…」

 どこで誰がどんな「KKさんの俺様マナー」とやらを、誰にどう「押し付け」たのか、具体的にご指摘いただかないと、小学生じ(ry)。
 ってレスは省略してもよかったんだったっけ、こういうのは。


○2006 Dec.22 03時 ご意見をくださった方(返信きゅう)

拍手コメへの御返事を拝見し、ボイドラへの心意気はとても素晴らしいものだと思いました。ただひとつ気になったのが、KK様も仰ってましたが「閉鎖しろとは言っていない」というお言葉です。これは詭弁ではないでしょうか?不注意だとしても、他人を傷つける言葉を言ってしまった。その結果閉鎖した。この閉鎖と傷つけた言葉は、決して無関係ではない筈です。責任を取れと言いたいのではありません。閉鎖は件の講座管理人様の判断です。ですが、「自分は関係ない」というあまりにも幼稚な対応だけは御控え下さい。
作品と作者の評価はイコールではない、という意見には賛成です。ですが、やはり拝聴している最中等に「でもこれ作った人、こんなこと言う人なんだよなぁ」と我に返ってしまうような人間も少なからずいることをお心に留めて頂ければ幸いです。(先日、とある商用ゲームでも似たような騒ぎがありまして…;苦笑)


 これはあくまでも自分の意見ではありますが、自分は「詭弁」でも「幼稚」だとも思っておりません。
以前のレスでも書きましたが、「内容が汲み取れる意見である限り、どのような書き方でも発信することに問題ない」という考えであり、それに伴う「反論、意見もあるべき」、「受け止めるべき」という姿勢でいます。ですから「受け止める」事こそが、「自分は関係がない、と言っているわけではない」という解釈なのです。
「関係がない」と本気で考えているのであれば、どのような意見でも全て黙殺、闇に葬り去ります。

それから「不注意な言葉で相手を傷つける」というのは酷く曖昧だと思っています。
言葉の受け止め方は人それぞれですから、「相手を傷つけること」を恐れていては、人は一切の発言が出来なくなるのではないでしょうか?
例えばA様(A様と仮名を使わせてくださいね)のこのご意見で「きゅうは傷つきました。なのでサイトを閉鎖します」と反応されたらA様はどうなさいますか?
「私のせいできゅうのサイトが閉鎖してしまった!反省しよう」と思われるでしょうか?
そんな事ありませんよね?
恐らくは「こんな言葉で傷つくって、どれだけ神経細いんだ」と呆れかえられるのではないかと思います。

確かにそれでも、KK氏の発言内容は一部直接的ですし、「傷つく」という意味合いが酷く分かり易い箇所がいくつもあったでしょう。
そこを指して非難されることは致し方ないと思います。
ですがKK氏がその非難を黙殺せず、受け入れ、意見を返す姿勢である以上、自分はやはり氏のやり方を止める気はありません。
これがもし「非難意見ばかりくる!こんな意見は無視だ!」と氏が一言でも言おうものなら、「ならあなたの発言はサイトから削除しましょう」と自分は行動に出ますが。

上手く説明できなくて恐縮なのですが(汗)、意見を述べる、と言う事には多くの制限をかけてはいけないと思うのです。
氏が当サイトで好き勝手(笑)言える権利があると同様に、意見の対象者様もそれに対して好き勝手言い返せる権利があるのです。
そして自分の土俵である限り、そこで行動を起こせるのはその人自身であり、きゅう達が外野でどれだけ騒ごうと最終的な判断を行うのもその人自身です。
だからこそ「目で見て分かり易い」「傷ついた」姿は、「責任」という言葉には結びつかないと自分は考えています。
「責任のない行動」、それは意見を他の方の目に止まりやすい公の場で発表しておいて、それに対する反応から逃げる事、ではないでしょうか。
双方がそれぞれの考えを述べあった上で「主義主張」に変化が出るのは歓迎ですが(勿論平行線でもOK)、「傷ついているようだから」「発言を覆そう」では、何の変化も見いだせないような気がして、自分はそのような受け止め方は出来ないのです。

 最後に「作品と制作者の人格を結びつける事」に関してですが、これは自分の書き方が悪かったな、と今反省しております(汗)。
自分としては「情けない」は、「”聞いてやるか”と思わせる魅力がない作品」しか作れない自分を指して書いたつもりだったのです(汗)。
受け止め方は人それぞれですから、「人格=作品」と結びつける考えの方が居られることに、あれこれ物申しはしません。そう考えている方の掟を無理矢理ねじ曲げる気力も権利もありませんしね(汗)。
ただし、”感想として”、「聞きもしないで低評価」を渡されましたら、「まず聞いてください」とは反論しますけれども。

高いハードルですが、「制作者は無視!作品は良し!」というような作品を作れたら、それこそ自分にとっては最高の喜びになると思うのです(笑)。
ご意見有り難うございました。

(追記)
年末にもう一通ご意見をいただいていたもののレスが洩れていました(汗)。そちらは後日掲載いたします。