KKのボイスドラマ体験記21特別編:2008年06月04日

 
 
皆様ぱそこんをいかがお使いでしょうか。
 KKは相変わらずボイドラ向けに限らず、あちこちでPCを組み立てたり設定しにいったりとはっぴーなPCらいふを送っています(はぁと)。
 
 ……まぁ。
 ほとんどがタダ働きなんだけどさ……。
 いや、好きだからいいんだけれども。
 思うように動かないとか、アレをするにはどうしたら、とか、XXは買いですか、とかの話題を振られると、ついウキウキ受けてしまうのはほぼビョーキなのかもしれません。

 そんなKKが。
 1,2年ほど前でしょうか。
 さるボイドラ編集者から「うおおお編集作業中、PCの反応がトロくてやってられねえ!!こんのクソボロPC、窓から投げ捨てんぞゴルァ!(意訳)」というお言葉を聞いたことがありまして。
 ぱそこんを乗り換える際、CPUはアレでー、HDDはコレでー、PCケースはどれでーとかいった相談に乗ったことがありました。相談に乗ったというか、外野からKKが一方的にハァハァ成り行きを見守っていたようなものだったような気がしなくもないのですが(待て)。
 そのさるボイドラ編集者さん(仮にQさんとしておきます(何))が、最近「のああああトロい!トロ過ぎる!!途中経過をファイルの保存するだけでどんだけかかっとんじゃゴルァ!!」とまた暴れるようになってきました。

 Pentium 4から、Core 2 Duo E6400への乗り換えた時点でかなり操作が軽くなったはずだと思っていたのですが、カタログスペックを見比べて「速くなっている気がする」というような自己洗脳的ぷらしーぼ流されまくりなKKと違って、Qさんはそのあたりのことなんざどうでもよい世間一般的なユーザー。CPUのブランドがぺんちあむ4がこあつーでゅおとやらに変わったところでお好み焼きがもんじゃ焼きに変わったくらいの違いとしか認識していないのです(と勝手に断定)。
 
 でも、KKから見れば、十二分に速いはずだろと思えるギャップ。
 なんと言っても、おにゃのこがちょっとしたネットゲームと音楽聞くのとWebブラウズとメールの送受信をするくらいなら、デュアルコアCPUなマシンにメモリ2GB積んでりゃ十分十分。みたいに思っていたのです。
 
 が。
 KK正直その編集者さんの作業内容をナメていました……。
 KKが知っている、そのPC新調時とは比較にならないほど「重い」作業を現在ではなさっておられた。
 24トラックものボイドラ編集ファイルをいじっているーとか言われても、あっそうふーんてなもんだったのですが(ひでぇ)、まぁ大したことじゃないでしょとタカをくくっていたのです……。
 だって。
 KKがボイドラ編集するソフトどれがいいんだろうねーなんつってた当時は2トラック分くらいしか扱ってなかったんですものー。
 

■1ファイルに付きギガバイト超えの世界
 Qさんから「保存中重くて何分も身動きとれない」という話を聞くに至ると、そんなに重いわけねえと思い、何かよっぽどヘンなことにでもなっとんのかいな、という冤罪極まりない穿った見方から、ちょっと試してみたくなりまして。
 KKもQさんが使っている編集ソフトの体験版を入れて、普段Qさんが編集している最新のファイルをいただき、開いたり閉じたり開いたり閉じたりしてみようと実験してみることにしました。
 
 ……正直、その時点になって初めて気付いたのがファイルサイズ。

 ……1.79GB? 1ファイルで……?
 動画編集でもあるまいに、たかだか10分未満のボイドラ編集途上ファイルってばこんなにデカくなるものなのか?! と、2,3年前の2トラック時代で頭が止まっていたKKにはちょっと予想外でした。
 受け取るとき、ZIPでアーカイブされていた時点では「……320MBね。な、なかなかやるわね……(ゴクリ)」とか思っていたのですが。
 展開してみてびっくりタマゲタというわけでして。

 ワーオこいつぁすげえ。
 毎回1.79GB分を読んだり書いたり読んだり書いたりしているってことはHDDに死ぬほど負荷かかってんじゃないのでしょうかと。
 
 で、こいつをKKのマシンで開いてみたら。
 まぁ、ここでいろいろハヅカシヒ間違い(何)をKKがしでかしたりしてエラい混乱したのですが、それはそれとして四苦八苦の末やっとこさ結果的に開いてみることに成功すると……ガリゴリガリゴリHDD様がひたすら1分以上読み込みまくっておられる。
 で、やっと編集可能状態になって、おおおーなんか画面がサイバー(死語)だー、とか、何が何やらサッパリ意味も効果も分かりません。なボタン類、ツールバー類のアイコンがいっぱいいっぱいで、開いてみただけでなんかちょっといっぱしの編集者気分が味わえてしまう時間を過ごすうち、試しにぽちっと、と上書き保存してみたら、またしてもガリゴリガリゴリと5分近く書き込みまくっておられる……。
 正直なーんもせんと3分以上ぼーっと待っていられず、バックグラウンドでほかの作業をさせようとしたら、がりごりCドライブへのアクセスがかえって激増。
 
 これはなんとかしなければと、(いまさら)認識を改めることにしました。
 

■ギガバイト単位のファイルを作業するときのお約束
 結局なんだかんだと言って、ボイドラの編集をやるたびに1.79GBをがりごり読み出し、ガリゴリ書き戻さないとならないのです。
 ということは圧倒的にHDDの性能に左右されるだろうということがまず浮かびます。
 ついでに、一部のトラックの内容が編集作業上変更されたりしたときの情報を、一時保存する必要からその領域が編集ソフト(DigiOnSound5)側で指定できるようになっており、これの標準の値が「c:\windows\temp」というOS標準設定のテンポラリ領域になっているので、こいつをなんとかすればぐっと速くなるのではないかと目星を付けました。

1.ボイドラファイル自体を読み書きするドライブの読み書き速度が速いこと。
2.テンポラリ領域に指定するドライブが速ければ速いほど編集中の全体的な動作が速くなること。

 上記二点を念頭に、まずは高速なHDDと、メモリ上をあたかもHDDなどの記憶ドライブとして設定するRAMディスクドライブとを用意して、どうすれば少しでも読み書きの速度が向上するかということを試してみました。
 
 そうです。今回のネタは、ボイドラ編集者(やお絵かきする人)などにたいへんためになる(なってねえ)実験のお話です。


■テスト環境など。
・対象ソフト:DigiOnSound5 Vista対応版 Version 5.00B R7
・DigiOnSound5の「一度作成したトラックデータを保存(S)」オプション:OFF

・マザーボード:AOpen i975Xa-YDG Bios 1.10a
・CPU:Core2 Duo T7200(2.00GHz>2.68GHzへOC)
・RAM:6GB(PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2・1GB×2)
・OS:Windows Vista Ultimate Edition SP1 X86[ 6.0 Build 6001 ]

・C:ドライブ……WDC WD1500ADFD-00NLR1(150GB版らぷたん)
・E:ドライブ……WDC WD5000YS-01MPB0×4 RAID-0(4発ひとまとめドライブ)
・R:ドライブ……Gavotte RAMDISK

・データファイル:24トラック分のボイドラファイル 1.79 GB (1,923,275,644 バイト)
・起動までの計測方法:データファイルを直接クリックして実行後、体験版使用期限ダ・イアログのOKボタンを押すときに同時に手動ストップウォッチON

 KKのメインマシンは、Core 2 DuoのEシリーズではなくノートPC向けのTシリーズがATXマザーボードで使えてしまっているという変態構成です(笑)。
 FSBが1,066MHzで2.4GHz駆動のQさんPCのCPU、Core 2 Duo E6400と比べて、T7200はFSBが667MHz、2.0GHz駆動と全体的にヨワヨワ。でもノート用なので耐熱能力が高く、1年半ほど2.68GHz相当へオーバークロックしていても、熱くなりにくCPUのせいか、今のところ元気に動いています。
 が、QさんのP965チップセットマシンに乗っているE6400のほうがKKの975X+T7200よりもFSBやメモリアクセスなどで高速ですので、記憶装置まわりを改善したらQさんの環境のほうが速くなるでしょう。

 このテスト構成のCドライブのHDDは、150GBで10,000回転のらぷたん。最近300GBで10,000回転の新型らぷたんも出ていますが、単体としてはこの旧らぷたんでもまだまだ十分速いほうです。ラヴリーなほどアクセス音がやかましいですが、SmartDriveなどの防音5インチベイ用箱に突っ込んでおくとアクセス音は気になりません。

 EドライブのHDDは、500GBのHDDを4発RAID-0にしているというデンヂャラスなドライブです。容量と読み書き速度以外安全性度外視という危険ドライブ。誰か止めて(嘘)。

 これに、「32ビットOSでは3GB以上の領域は意味ナシ状態でも無理やりその領域をRAMDISKとして活用できてしまう」という、Gavotte RAMDISKなるフリーソフトを使ってR:ドライブとしてRAMディスクを作ってみました。
 そう、Gavotte RAMDISKとは、5月半ばごろから世間(というかごく一部のPCユーザー)の間でお祭り騒ぎになるほど注目された便利ソフトです。
 メモリが激烈安い昨今の状況ならば、64bitのOSに乗り換えなくてもRAMDISKとして活用できてしまうだけに、975X/965以降のチップセット搭載マシンのユーザーにはお勧め。

 という上記のPC構成、テスト条件で、それぞれの結果を以下に示します。


■TEST01:HDD1台でQさんに近い環境でがんばってみた。
・データファイル場所>>>C:のデスクトップ
・DigiOnSound5の「一時ファイル」設定>>>c:\windows\temp(標準)

<読み込み>
2回計測平均:1分20秒
<書き込み>
2回計測平均:4分23秒

 遅い。しかも同時に何かやろうとすると、ガリゴリCドライブへのアクセスが集中して読み書きともにどんどん遅くなる。書き込み時になにかほかのことをやると、5分近くかかってしまう。
 これは窓から投げ捨てたくなります。ええ。もうたいへん。


■TEST02:EドライブにDigiOnSound5のテンポラリを設定してみた。
・データファイル場所>>>C:のデスクトップ
・DigiOnSound5の「一時ファイル」設定>>>E:\temp

<読み込み>
2回計測平均: 0分30秒
<書き込み>
2回計測平均: 1分57秒

 なんと読み書きともに劇的に改善。E:ドライブは、HDD4台がかりでRAID-0組んでいるから速いとしても、同じCドライブからボイドラファイル自体を読み込みつつ同じドライブ内にあるテンポラリ領域からも読み書きしているという状態よりは、読み書きしているドライブが実データファイルとテンポラリと別々にあったほうが速いということが分かる。同じことをやっていても半分くらいしか待たされないってのは得した気分。
 

■TEST03:Rドライブ(RAMドライブ)にDigiOnSound5のテンポラリを設定してみた。
・データファイル場所>>>C:のデスクトップ
・DigiOnSound5の「一時ファイル」設定>>>R:\temp(NTFS圧縮OFF)

<読み込み>
2回計測平均:0分35秒
<書き込み>
2回計測平均:1分13秒

 なぜか読み込みがRAID-0なEドライブより遅いのが気になるが誤差の範囲なような気もする(ということにした)。書き込み速度は圧倒的に速い。バックグラウンドであれこれ動いていなければ、24トラック保存でも1分切るかもしれず。


■TEST04:Rドライブ(NTFS圧縮付きRAMドライブ)にDigiOnSound5のテンポラリを設定してみた。
・データファイル場所>>>C:のデスクトップ
・DigiOnSound5の「一時ファイル」設定>>>R:\temp(NTFS圧縮ON)

<読み込み>
2回計測平均:0分38秒
<書き込み>
2回計測平均:1分17秒

 実はTEST03では、毎回作られる1.59GB分のテンポラリのほか、保存時にさらにもう1.5GBくらい使うことが分かったため、Gavotte RAMDISKの容量設定を初回2GBから、3GB、4GBと2回も変更しなければならなかった。8GBメモリ積んでいる状態なら5GBくらいずどーんとTEMPに割り当ててもよいだろうけれども、ちょっとそれじゃRAMDISKデカ過ぎと思ったのでエクスプローラからNTFS圧縮をかけてみた。
 CPU負荷は一時跳ね上がるけれども、思ったほど時間的差が出ていないので、CPU処理能力がそこそこある場合はNTFS圧縮かけたほうが少ないRAM割り当て容量でお得度高し。
 ちなみに未圧縮時1.59GBだったテンポラリファイルは、NTFS圧縮時は815MBに約半減。 この状態だと、1.75GBくらいのRAMDISKでも十分保存処理ができた。


■結果5:別HDDにボイドラデータファイルを置く+RAMドライブにテンポラリ置きコンボ。
・データファイル場所>>>E:ドライブ内
・DigiOnSound5の「一時ファイル」設定>>>R:\temp(NTFS圧縮ON)

<読み込み>
2回計測平均:0分27秒
<書き込み>
2回計測平均:1分09秒

 めっさ速い。とくに、バックグラウンドで何かほかの作業やってCドライブがガリゴリ動いていても、それと無関係なE:ドライブやRAMDISK(R:)のみが独立して動いているので、単に速いだけではなくほかの作業にほとんど影響を与えません。


■HDD増設における費用対効果は?
 KKの環境ではEドライブはRAID-0で4台をストライピングしていますが、これは単体のHDDでも、最近の320GBプラッタなHDDならかなり近い改善がみられるでしょう。
 現時点で、320GBプラッタ1枚構成のHDDが6,500円前後。2枚構成の640GBが9,800円前後。3枚構成の1TB版が17,000円前後。
 こう考えると、一番安いHDDを一発増設し、そこにDigiOnSound5のテンポラリ領域を設定するか、Windows Vista Ultimateなどに付いている「Windows Complete Backup」などを使ってまるごと新しい高速HDDをCドライブにしてしまい、旧HDDはボイドラの実ファイルデータ置場などにするだけでもかなり低コストで劇的な効果が見込まれます。
 
 欲を言えば300GBで10,000回転な新しいらぷたんをC:ドライブとして動かすとさらに高速になるのでしょうが、1台37,000円前後という価格をつぎ込むほど激烈な差は出てこないかと思われます。
 
 なんにせよ、1プラッタ320GBのHDDであれ、ゲームソフト1本分くらいの価格で毎回保存にかかる時間が半分になると思えば安い買い物です。
 Qさんという編集者の方(もういいから)みたいに、1.79GBとかになるような編集途中ファイルを10個保存しただけで18GB近くぶっとぶと思うと、HDD増設をしたほうが速い+保存できるファイルいっぱい、というメリットがダブルにあるため、まずはHDD増設でしょうね。


■Gavotte RAMDISKのためにメモリ増設ってどうなの?
 ギガバイト単位の大容量RAMDISK設定のためのメモリ増設は、マザーボードを選ぶので誰にでも手軽にできる方法ではないというのが難点。
 まず、使用中のPCのチップセットが、仕様上4GB以上の物理メモリが扱えるかどうかというのがまず最初の壁です。
 Intel製で言えば945系のチップセットでは最大4GBまでですし、モバイル向けの915GMなどは最大2GBと、チップセット時点で上限が決まってくるのです。
 P965/G965/Q965などの965世代以降のチップセットは、8GBまで扱える場合が多いので、Gavotte RAMDISKのためにメモリ増設を試みるというのは大いにアリでしょう。なんといっても昨年のいまどきの半額以下ですし。
 今回KKがテストした環境は、たまたまマザーボードが975Xというチップセット自体が8GBまで対応しているものだったためにうまくいきましたが、BIOSで認識できないとその時点で駄目という場合もあります。
 Qさんのマザーボード GIGA-BYTE GA-965P-DS4はP965を使っていますので8GB積めます。
 2GB×2個入りのデュアルコアセットのパッケージが台湾製などで9,000円、ELPIDAなどの国産チップ使っているものでも15,000円前後ですから(バルクの安物だと7千円台)、今まで1GB×2環境で使っていた965チップセット以降のユーザーはどーんと4GB増設することをお勧めします。

 KKのマザーボードi975Xa-YDGは965よりも古いうえ、チップセットが仕様上8GB認識できても、BIOSが3,325MBまでしか認識しません。
 これは64bitのOSを使っても3,325MBまでしか認識されないので、いくらGavotte RAMDISKを使ってもダメかなーと思ったらさすが975X。BIOSが見えていない領域(笑)にアクセスできていました。
 
 KKの場合、メモリが安くなってきたので、メインマシンに2GB×2本足して、それまで使っていた1GB×2を別のマシンに流用したのですが、その当時は4,096MB−3,325MB=771MB分をただ使用できず捨てていたも同然でした。
 5月11日ごろから祭状態になるほど爆発的に「このソフト使えるんじゃね?」なフィーバーがネット上を駆け巡ったとき、KKも真っ先に試してみましたら、使用量+空き+約700MBちょいのあやしいRAMDISKができてしまい、その足でほかのマシン用にも2GB×2セットのメモリをX個も買いあさってしまったのはここだけのヒミツです(公言してんじゃねえか)。
 
 このように、今までは32bit OSの制限、BIOSの制限から、チップセットが対応しているのにムダに捨てられていた領域をRAMディスクとして活用できるGavotte RAMDISKの登場は画期的と言えます。
 RAMDISKを作るというのは時代遅れという風潮がありましたが、64bit OSの普及までの過渡期である今の時期には有効な一時記憶ジャンルだと思っています。
 
 が。
 975X、965、X31/35/38系以降のチップセットでも、必ずしもGavotte RAMDISKが使えるとは限りませんので、事前によく調べておく必要があります。
 ASUSのP5B系、一部P5K系のマザーボードではいろいろ特有の現象も起こります。うちのP5B-VMでも「メイン2GB?それとも-1GBなRAMDISK?」問題(謎)によりかなり悩みました。
 まずは合計4GBにしてみて、OSのタスクマネージャが認識している使用量+空き+あやしい700MB(環境によっては1GB)前後のRAMDISKができたかどうかを確かめてから4GBオーバー分のメモリを買うという手もアリかと。


■結論
 テンポラリ領域用に高速なドライブを使うというのは何もDigiOnSound5での運用に限った話ではありません。Internet Explorerのテンポラリや、Photoshopなどの重い画像系を扱うソフトのテンポラリ設定をこの種の高速なRAMドライブやHDDに設定し直すだけで劇的に作業効率が上がることがあります。

 ノートPCなどでは選択肢が狭く打つ手は少ないのですが、デスクトップ型のPCをお使いのボイドラ編集者は、まずHDD増設後、そっちにテンポラリを置くか、あるいはシステムドライブ(Cドライブ)自体を高速ないまどきのHDDと入れ替えるかするだけでも劇的に編集の作業時間は短縮できます。
 ……あ、いえ、ノートPCでも。KKみたいに、中のHDDを高速なドライブに交換しちゃうとかそういう人もいるので、できないってことはないです。最近のノートPCなら、PC Express規格に対応しているE-SATAなインターフェースカードなどを使って外付けのHDDでも高速に読み書きできますから、デスクトップ型ほどでないにせよHDD2台化技などはできないこともありません。
 
 HDD増設か、交換による手を打った後、なおまだまだまだまだぁ!!という方や、メーカー製PCなどで内部増設がしにくいなどという場合はメモリをズガンズガン増設してGavotte RAMDISKによる高速RAMディスク設定に走るというのもアリでしょう。
 
 といろいろ書きましたが。
 ボイドラ編集やお絵かきなどにパソコンを活用なさっておられる皆様、ぜひいろいろお試しあれ。

 よく分からない人は、おうちのぱそこんに詳しい人に聞いてみてネ!
 KKも応援しちゃうゾ(はぁと)!