企画者に30の質問/KK回答


01. HNと、その由来を教えて下さい。


 KKと申します。
 ボイドラ工業株式会社の略です(嘘)。っていうかそれだとVKKになるか……。その実テキトーです。スミマセンごめんなさい。

02. ボイスドラマの制作を始めてどれくらいになりますか?

 心の中では1年チョイくらいですが、どういうわけか世間では3年以上経ってました……。スミマセンごめんなさい。

03. ボイスドラマの制作を始めたきっかけは何ですか?

 PBCで遊んでいる相方のススメで。うんいいよやればー? とか他人ごとみたいに傍観者やってるつもりが、いつの間にかどっぷりと……スミマセンごめんなさい。

04. 今まで制作してきた作品をいくつか教えて下さい。

 「戦乙女の槍―声劇―」と、「戦乙女の槍―声劇ー」と、「戦乙女の槍―声劇―」の三つくらいかな。……ってスミマセンごめんなさい。

05. 一番思い入れのある作品と、その理由を教えて下さい

 「戦乙女の槍―声劇―」です。理由は……まだそれしかないからです(涙鼻水)。スミマセンごめんなさい。

06. ドラマを作る上で、好きなジャンルは何ですか?

恋愛! 愛憎! ドロドロ! そしてギャグ!……って最後のだけどうしても前者と相反するので毎回支離滅裂にならないように言い訳が大変です……スミマセンごめんなさい。

07 他の企画のボイスドラマはどれくらい聞きますか?

 なんだかんだと言って20作品くらいは聞いたような。いやすんごくほかのも聞きたいんですが!聞けば聞くほどサイドストーリーや後日談などを勝手に脳内妄想してしまうのであんまり手が出せないんですよ……スミマセンごめんなさい。

08. 今まで聞いた中で、一番好きなボイスドラマとその理由を教えて下さい。
 
 「さくらのジンクス」これ! ボイドラ業界をロクに知らなかった当時に聞いたせいか、インパクトが。強烈なインパクトが。制作者の個性が色濃く出ていて、「どこかで見たことのあるような作品ばかり」という印象がまったくなかった記憶があります。事あるごとにこの作品の話題を持ち出すので、相方に呆れられてます。スミマセンごめんなさい。

09. ボイスドラマのネタを思いつく時はどのような時ですか?

 ええ。人生揉まれて生きてりゃ、日々毎日が人生ドラマですよ……。いや、スミマセンごめんなさい。

10. 自分でボイスドラマを作る場合、長編と短編どちらが好きですか?また実際に作った回数が多いのはどちらですか?

 どちらも好きですっ! って言うと後ろから撃たれそうなので、長編、ということにしておきます……いや、短編も好きなんですけどね? 長くなっちゃうんですよこれが。 あれもこれも詰め込みたくなってしまってですね……スミマセンごめんなさい。

11. ボイスドラマのシナリオを書く上で、一番気合を入れてるのはどのようなところですか?

 鉄砲とかっ! 爆発音とかっ! 多人数がわーって大騒ぎするような場面を編集者の苦労も考えずに細かく考えることに気合入れて顰蹙買ってます! ……あああスミマセンごめんなさい……。

12. ボイスドラマのシナリオを書く上で、何か苦手なことがあったら教えて下さい。

 短くまとめること。「あああこれじゃ説明不足だあああ絵的に補足説明がないと何がなんだかリスナーには分かんねえじゃねえかあああ!!……じゃあ、ここのセリフ追加ぽちっと」というようなことの繰り返しでどんどん台本が巨大化していきます……スミマセンごめんなさい。

13. 企画のサイト制作で、一番気合入れれているのはどのようなところですか?

 相方に丸投げすることに気合を入れてます!……す、スミマセンごめんなさい。あとは、自分が読みやすくしてもらいたいので、丸投げなのにああだこうだと読みやすい読みにくいと注文付けることにも気合入れてます……ダメじゃん自分。スミマセンごめんなさい。

14. ボイスドラマにキャラクターのイラストなどは必要だと思いますか?またその理由も教えて下さい。

 あってもなくてもよいかと。……みたいにいきなりぶっちゃけてスミマセンごめんなさい。 聞いただけで、皆様好きな図を想像なさっていただく自由さもまたボイドラの楽しみ方の一つでもあるかと思います。ただ、音だけであれこれ情景を描写しきれないこともあるので、ある程度の絵的・図解的な補足説明みたいなのはあったほうがよいシーン・場面もあるなぁと思います。ま、そういうのがなくても、聞き手がどのように想像できたかというようなのを後から聞いて、自分の想定とのギャップを楽しませてもらったりもします。

15. ボイスドラマを作る上で、CVは募集また依頼どちらが好きですか?また実際に作った作品ではどちらが多いですか?

 依頼が好きです。が、募集もまた好きです。結果的に依頼のほうが多かったんですが、募集して様々な声優さんの解釈や演技などに触れることも実はかなり勉強になるので好きなんです……でも台本がクソ長いせいでなかなか冒険できず、制作進行期間の関係から依頼というカタチを取らざるを得ないことが多くてスミマセンごめんなさい。

16. 募集をする際、キャストに一番求めたいものは何ですか?

 自己主張! 「俺様はこのキャラをこのように解釈したんじゃああ!!この演技を聞きやがれええ!!」的な、企画者の予想を超えたり外れたりするような熱意が感じられるようなものに触れると燃えます。ああ、こんな風な解釈もあったんだぁ、という発見は人生を豊かにしてくれる……のですが、業界常識からかなり外れているということを最近知りました。スミマセンごめんなさい。

17. 依頼をする際は、具体的にどうやって理想のキャストを探しますか?

 相方に丸投げですスミマセンごめんなさい。いくつか候補を絞ってもらったあと、どっちにしようか、という話になったときは、その方が出演している作品を聞きます。サイトのサンプルボイスもかなりイケるんですが、やっぱり出演作品をねちっこく聞く方がその方の実力などが分かりやすいです。

18. キャストにメールをする際に、一番気を遣っていることは何ですか?

 キャストへの連絡は完全に相方に丸投げですスミマセンごめんなさい。まれにKKから何か送る場合も、気を使っていることとしては、「企画責任者二名の合意」による送信内容だということをはっきりさせることでしょうか。相方と自分が言っていることに揺れや矛盾があったりすると受け手が混乱しますからー。

19. リテイクはよく出す方ですか?

 誤読、同一作品内での読み方の揺れなどがあった場合はリテイクだしますが、演技面では出てきたものをすべてとして受け入れます。出演者間の解釈があまりにも違い過ぎて、同じ場面で並べた時に温度差があり過ぎた場合は、どちらかに合わせるようにリテイクを出すこともありますが、大抵の方はウマい具合にテンションも合っているのが不思議です。オフラインで合同収録などを一切しない制作スタイルでは、演技内容の細かいところでのリテイク多発は費用対効果が低いと思っているので積極的にしません。……リテイクを出してほしいと思っている方々スミマセンごめんなさい。

20 ボイスドラマに使う効果音探しは好きですか?自分で効果音を作ったりすることはありますか?

 相方に丸投げですスミマセンごめんなさい。そのくせ、「これぜんぜん違うじゃん」的に相方に注文しまくりで、効果音も作ってもらったり加工してもらったりしまくりです。ホントスミマセンごめんなさい。

21. ボイスドラマに使うBGMを探すのは好きですか?
 
 またしてもですが相方に丸投げですスミマセンごめんなさい。BGM系は、探すよりも作曲発注かけたほうが早いと、相方の努力をよそにいきなり投げやり気味です。ホントスミマセンごめんなさい。

22. ボイスドラマに主題歌は必要だと思いますか?また、その理由も教えて下さい。
 
 必要だとは思いませんが、あったほうが見せ場を盛り上げられるという効果があると思っています。ここぞというクライマックスに流すというのはオイシい使い方です。……が、その一発限りの見せ場のためにと思っていたのに、あそこも、そこも、と作曲してもらいたくなってしまって収拾付かず……スミマセンごめんなさい。

23. 編集で使っているソフト何ですか?普段どういう風に編集していますか?

 ことごとく相方に丸投げです。いやホントもうスミマセンごめんなさい。 あとはもう、脳内で「ここはずばばぁぁん!でどっぎゃーん!な感じだろうな!」と思っておいて、相方の編集結果が出てきて大きなギャップがあると毎回おもしろいです。その解釈いいんじゃね?! みたいなのは毎回発見。

24. 編集で最も気合を入れてるのはどのようなところですか?

 相方に丸投(ry)。でもやっぱ気合入れるのは、相方の編集結果に左右されつつも当初想定していた脳内編集を忘れずすり合わせていこうとするところでしょうか。抽象的でいつもスミマセンごめんなさい。

25. 企画制作全体を通して一番重要だと思うこと何ですか?

 いのちをだいじに!>ガンガンいこうぜ!>いろいろやろうぜ!>めいれいさせろ! な精神でしょうか。ワケ分からずすみませんごめんなさい。

26. 企画制作全体を通して一番楽しいことは何ですか?

 発見があることです。トホホーも、ヤッターも、ガーンも、ぎょはははも、えええええ!も、一人でやってるよかよっぽどおもしろいことばっかりです。って楽しんでばかりでスミマセンごめんなさい。

27. 企画制作全体を通して一番つらいことは何ですか?

 ……つらいことがなくてスミマセンごめんなさい。強いて言えば、相方に何の責もない自分の仕事と制作進行カチあって締切伸ばしまくりのときでしょうが……遅れてスミマセンごめんなさい。

28. これからどのようなボイスドラマを作っていきたいですか?
 
 「次どうなるんだろう?!」と思わせるようなボイドラをもっと!……今の作品では、クドくてなかなかそこまで気が回らなかったのが反省です。スミマセンごめんなさい。

29. アニメや漫画とは違う、「ボイスドラマ」の魅力は何だと思いますか?。

 出演者やイラストレーターごとに抱く作品やキャラに対する解釈そのものを楽しめるというところでしょうか。企画者の脳内にあることなんてそのすべてをオフラインで伝えることなど不可能である以上、かなりの部分、出演者や絵を描く方の裁量、判断、解釈によって大きく変わってくるところがあります。そのギャップを良い方向へもっていくことができるというのはたまらぬ魅力。だと思いますが、稀にその解釈してもらったものをほかとの整合性のために変更してもらわなければならないとき。説明不足で毎度スミマセンごめんなさい。

30. あなたにとってボイスドラマ制作とは、何ですか?
 
 聞くのも作るのもニヤニヤしっ放しな参加型エンターテインメントです。まぁ、何か問題にぶつかってしまってもエンターテインメントにしてしまおうとしてシャレにならん温度差が相方との間にできることもありますが……いろいろスンマセンごめんなさい。