企画名

ネタバレお勧めポイント

 

Slapstick Adventure
どたばた大冒険

全6話
一話平均30分

あらすじ


闇の精霊・シルトが落したアミュレットを巡ってくりひろげられるどたばたコメディ。
いったいどこに落してきたのか判らないアミュレット。それはとてもとっても大事なもの。街の裏路地、空地の草原、教会の礼拝堂、厨房だってお構いなし。
立ちはだかる障害物には容赦なく、魔法を炸裂させて取り除き、ただただ、ありとあらゆる場所を駆け巡ります。
果して、命よりも大事なアミュレットはシルトの手に戻るのか!
 
ポイント3

きちんと最後の山場がある。
物語自体はコメディなので「山場」を設定するのは難しいハズですが、「ここまで引っ張って」「この山を乗り越えて」「オチをつけました」が最後にズバーンと来ているので「ボイスドラマを聞いた!」という満足感が得られます。
それらを盛り上げる演出技術もかなり高いです。

ネタバレポイント3

最後の最後、辿り着いた場所でアミュレットを見付けて「エンド」となるかと思っていたのですが、ボスキャラ相当の障害が出てきてそこでバトルが展開されたのが面白かったです。しかもなかなかの迫力で、「頑張れセレス、シルト!」と応援したくなりました。
ドラゴンゴバアアアが編集者としても「うぉお、迫力ぅう!」と羨ま妬ましくなったくらい。
決して陰惨な戦闘ではないのですが、この激戦(笑)の末にアミュレットが戻ってくるという、ある意味「お約束」とも言える展開、それが個人的に満足感を与えてくれました。
風呂敷を広げて引っ張るだけ引っ張って、盛り上がりもなくうやむやにお話しが終わりました、な流れよりはずっと安心します。
「聞いた〜」という満足感には、やはり「引っ張ったネタに見合うだけの盛り上がり」が必要不可欠なんですよね。

モドル